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体幹と腹筋の定義について

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ボルダリングはご存知でしょうか?
フリークライミングの一種で、ロープを使わず、チョークという粉を使って素手で登ります。
私は、飲み会とかで趣味は何ですかと聞かれたときにボルダリングを挙げていたのですが、
実際は学生時代に2,3回くらいしかやったことがありませんでした(笑)
そんな中、最近久しぶりに友人とやる機会がありまして...
短い時間でしたが楽しんできました。
案の定、全身をうまく使えず...
腕と指ばかり使うため、すぐ筋肉痛になりました(笑)
ペットボトルの蓋もやっとのことで開けれました。
そして、専用のシューズがきつかったため、巻き爪がとても痛くて大変でした。
近くにボルダリングができる施設もあるので、またやりたいと考えております。
手指や腕の緊張を高めてしまい、筋肉が硬くなりやすいです。
ですので、リハビリでのハンドリング(仕事に必要な技術)に支障でないことが前提ですがね。
ハンドリングとは、セラピストの手で患者さんの動きを誘導することです。

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東京オリンピック追加新種目

2020年東京オリンピックにて追加新種目としいて注目されていますよね。
数か月前ですが、日本人が世界選手権で初優勝したと話題になっておりました。
ニュースで映像を見ましたが、すごかったです。
筋肉の美しさや手足を動かしているときの体幹の使い方に魅了されてしまいました。
なんで地面と水平の壁(ルーフ)でも、ぶら下がっていられるのかが不思議でなりません。
自分は全くできなかったので(笑)

“体幹”って表現…漠然としてない?

体幹という言葉は一般的に知られており、最近ではコアとも呼ばれていると思います。
しかし、体幹を鍛えるためには、腹筋を鍛えればいいというイメージが強くないでしょうか?

実際は体幹≠腹筋です

あくまで体幹を構成する要素の一つが腹筋であることが正しいです。
・骨盤
・脊柱(背骨)
・肋骨(胸郭)
・肩甲骨
上記を含んだ骨格を基礎とした胴体部分のこと。
簡単に言うと手足と頭を除いた胴体の部分ですね。
別の定義ですと
腹腔を囲む部分と言われていたり、
・胸郭
・骨盤
・脊柱、
・その中の臓器とその周囲を取り巻く表層
・深層の筋肉を含む空間全体
とも言われております。

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構成要素

腹腔は4つの筋肉で囲まれており、
・腹横筋
・多裂筋
・横隔膜
・骨盤底筋群
これらは深層筋あるいはインナーマッスルと呼ばれておりますね。
インナーマッスルは主に姿勢の安定の役割があります。
この外側に
・腹直筋
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腰方形筋
・脊柱起立筋(胸最長筋、胸腸肋筋の胸部)
などがあります。
これらはアウターマッスルと呼ばれております。
アウターマッスルは体幹の運動を行う、主動筋です。
体幹を構成しているものは上記のものに加え、骨や内臓などが含まれますね。
これらのことを踏まえて体幹を鍛えていく必要があります。

役割について

さらに、ここが一番大事なのですが、
体幹の役割
・内臓を定位置に収める
・身体を安定させる/支える(姿勢維持)
・手足の運動をサポートする
・体幹の運動
そのために体幹には
・胸椎と肩甲骨、股関節の可動性(Mobility)
・腰椎の安定性(Stability)
が求められるわけです。
以上を踏まえて、体幹トレーニングに取り組むことが、運動パフォーマンスの向上につながります。