敏感肌で赤ら顔、乾燥してるのに油っぽくべたつく部分があったり…私は様々な肌のトラブルを抱えていました。
色々な化粧水を使ってきましたが、主な肌荒れの原因はアルコール入りの化粧水にあったことに気が付きました。
全てのアルコール入りの化粧水が悪いわけではありませんが、敏感肌の方にはアルコール化粧水はお勧めできません。
そこで今回は、アルコール入りの化粧水やノンアルコール化粧水が敏感肌の方におすすめな理由をご紹介していきます。
また、しつこい大人ニキビにも、ノンアルコール化粧水が効果的であるとの情報が!
化粧水に入っているアルコールと、ノンアルコール化粧水を以下の7点に分け、ご紹介していきます。
- 化粧水のアルコールとは?
- ノンアルコール化粧水は敏感肌さんにおすすめ
- ノンアルコールが大人ニキビに効果大
- ノンアルコール化粧水 保存時の注意点
- アルコール、エタノールの表記でもOKな成分
- おすすめのノンアルコール化粧水
- まとめ 敏感肌がすすめるノンアルコール化粧水
化粧水のアルコールとは?
化粧水に含まれているアルコールの成分。
アルコールの種類やアルコールがもたらす効果についてご紹介していきます。
アルコール、エタノール
化粧水には、アルコールが含まれています。
またエタノールは、アルコール成分を含むもので、化粧水に『アルコール』ではなく『エタノール』と書かれている場合があります。
化粧水内のアルコールの効果
化粧水にアルコールが入っていることで、効果は3つあります。
アルコールの効果①化粧品を均一にする
化粧水のアルコールとして挙げられるのは、『化粧水の中にある化粧品の原料を均一に混ぜる効果』です。
化粧水内の化粧品が均一に混ざることで、見事に配合された化粧水の成分が効果を発揮します。
アルコールの効果②清涼感を与える
アルコールの成分が肌の上で蒸発することで、肌に爽やかな清涼感を与えます。
夏の暑い季節に清涼感のあるアルコール入の化粧水を付けることで、スーっとさっぱりとした清涼感を味わうことができます。
アルコールの効果③汚れを落とす
アルコールには殺菌作用があり、菌はもちろん汚れを落とす効果があります。
汚れが落ちることで、肌が清潔になりキレイになる効果が生まれます。
ノンアルコール化粧水は敏感肌さんにおすすめ
敏感肌の方が、アルコール化粧水を使うと、肌に赤みが出たり肌荒れが生じる場合があります。
一方でノンアルコール化粧水は、肌のバリア機能が低下している敏感肌の方におすすめです。
以下では、ノンアルコール化粧水が敏感肌の方におすすめの理由をご紹介していきます。
低刺激で敏感肌も使える
アルコールが含まれていることにより、肌に刺激が与えられ、乾燥を招きます。
ですが、ノンアルコール化粧水の場合、肌に与える刺激は少なく、乾燥はありません。
ですので、ノンアルコール化粧水は、敏感肌やアトピーの方も使えるよう、低刺激になっています。
肌のバリア機能を守る
アルコール化粧水を使うと、肌が赤くなったり、ピリピリとした痛みが生じる場合があります。
一方ノンアルコールの化粧水は、肌の乾燥を招くアルコール成分が入っていないので、肌に刺激はありません。
本来の肌が持つ、バリア機能を保ちつつ、肌ケアをすることが出来るのがノンアルコール化粧水なのです。
ノンアルコールが大人ニキビに効果大
繰り返し出来てしまう大人ニキビに、ノンアルコール化粧水が効果的なことをご存じですか?
以下では、大人ニキビの原因と、ノンアルコール化粧水が大人ニキビに効果的な理由をお伝えしていきます。
大人ニキビの原因
大人ニキビの原因は、日々のストレスやホルモンバランスの乱れが主な原因です。
ですが、それだけでなく『過剰な皮脂の分泌』や『古い角質』が大人ニキビの原因でもあります。
ストレスやホルモンバランスの乱れは、肌ケアだけで解決する事は出来ませんが、『過剰な皮脂の分泌』と『古い角質』は、肌をケアすることで解決できます。
以下で詳しくご紹介いたします。
大人ニキビにノンアルコール化粧水がおすすめな理由
上記でお伝えした通り、『過剰な皮脂の分泌』と『古い角質』が大人ニキビの原因です。
アルコール化粧水を使用することで、肌に適度な皮脂が残らず蒸発してしまいます。
そうすると、肌が過剰に皮脂を分泌し『過剰な皮脂の分泌』が起こります。
また肌が乾燥することにより『古い角質』が肌に溜まっていきます。
アルコール化粧水により乾燥してしまった肌には『古い角質』がどんどんたまり、大人ニキビの原因となってしまうのです。
つまり、ノンアルコール化粧水を使用することで、肌が乾燥することなくなるため、大人ニキビの原因である『過剰な皮脂の分泌』と『古い角質』をなくすことが出来るのです。
ノンアルコール化粧水 保存時の注意点
ノンアルコール化粧水には防腐剤の役割であるアルコールやエタノールが含まれていません。
そこで、ノンアルコール化粧水を使用する際や保管する際に、お気を付けていただきたい注意点についてお伝えしていきます。
長期使用しない
ノンアルコール化粧水には、防腐剤的な存在であるアルコー成分やエタノールが含まれていません。
ですので、長期で使用することは難しく、短期間で使い切ることをおすすめします。
目安としては半年から1年以内です。
成分が変質していることに気が付かず、長期間使用してしまうことで、肌を傷めたり肌荒れの原因となってしまう場合があります。
高温多湿を避けて保存する
上記でもお伝えした通り、ノンアルコール化粧水には防腐剤の役割を果たすアルコール成分が入っていません。
そのため、開封後保存する際には、高温多湿を避け、できるだけ涼しい場所で保管する必要があります。
冷蔵庫で保管すると、使用する際に冷たく、アルコールが入っていなくても清涼感を味わうことが出来ますよ。
アルコール、エタノールの表記でもOKな成分
『アルコール』『エタノール』と表記されているからと言って、全てが肌を乾燥させるアルコールやエタノールの成分ではありません。
以下では、成分表に『アルコール』『エタノール』と書いてあっても、通常のアルコールとは異なる、肌に優しい成分についてお伝えしていきます。
セテアリルアルコール・ベヘニルアルコール・ラウリルアルコール
『セテアリルアルコール』『ベヘニルアルコール』『ラウリルアルコール』これら3つは、主に植物から得られる高級アルコールと呼ばれるものです。
製品の感触を滑らかにする効果があります。
また、化粧水を乳化させるために配合されており、通常のアルコールとは異なる成分で、肌への刺激は強くありません。
フェノキシエタノール
『フェノキシエタノール』は、化粧品の抗菌剤として配合されるもので、玉露にも含まれる成分です。
アルコール成分であるエタノールとは異なる成分のため、肌への刺激はありません。
グリセリン
『グリセリン』は三価アルコールと呼ばれ、高い保湿力を誇ります。
水性基材の中でも低刺激であるため、敏感肌の方も安心してご利用いただけます。
おすすめのノンアルコール化粧水
楽天やAmazon、アットコスメなどで口コミ人気高い化粧水を3つご紹介させていただきます。
使用感やテクスチャー、私自身が使ってみた感想を合わせてご紹介していきます。
おすすめのノンアルコール化粧水① ちふれ 化粧水 ノンアルコールタイプN
値段も安く、ばしゃばしゃ使えるタイプの化粧水。
コスパの良さから使用している方が多くいらっしゃいます。
さらさらのテクスチャーで、保湿力に欠けるとの評価もありますが、その場合は保湿成の高いクリームと合わせて使っているとのこと。
おすすめのノンアルコール化粧水② オルビスユー ローション リキッド
とろっとしたテクスチャーですが、肌に乗せると水のように変化し、肌への吸収力が抜群です。
使用感はさらっとしており、肌がべたつくこともありません。
美容成分が含まれており、エイジングケアとして使用されている方が多くいらっしゃいます。
私はこちらを1年間使っていますが、肌が荒れることもなく、しっとりとした肌に仕上がっています。
おすすめのノンアルコール化粧水➂ LETVOS (エトヴォス) モイスチャライジングローション
「エトヴォスモイスチャライジングローションを使い始めてから乾燥肌が治った」という方が口コミで多く見られます。
また、エトヴォスモイスチャライジングローションを使って、逆に肌が荒れてしまったという人は少ないようです。
実際に使ってみた感じでは、とろっとしたテクスチャーですが、べたつきは少なく使いやすいですし、肌にも優しく敏感肌の私にも使いやすかったです。
まとめ 敏感肌がすすめるノンアルコール化粧水
敏感肌の私が、自身の体験をもとに、おすすめのノンアルコール化粧水をご紹介させていただきました。
敏感肌に悩んでいた私ですが、ご紹介したノンアルコール化粧水を使うことにより、敏感肌が少しずつ改善されていきました。
また、大人ニキビの原因ともされる肌の乾燥は、アルコール入りの化粧水にあるのかもしれません。
敏感肌の方にとってアルコールは天敵とも言えます。
是非今一度、お使いの化粧水の成分表を見て、アルコールやエタノールが使用されていないか確認してみてはいかがでしょうか。