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大雪による路面凍結で転倒しないための注意

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今日からセンター試験が始まりましたね。
新潟の大学(受験会場)では、開始時間を1時間繰り下げた科目もあったようです。
名古屋では早朝からの雪により、東海道新幹線が一部の区間で運転速度を落としたとか。
現在も大雪や高波への注意が出ているとのことです。
明日の15日には、
長野県や関東地方北部の山沿いを中心に雷をともなった雪が予報されています。
今日の時点でも、昼過ぎには東京都心の一部で降雪を認めたと報じられておりました。
2017年の初雪ですね。
明日の雪や交通機関の影響には十分に注意していきたいところです。
そして路面凍結による転倒などの事故にも気を付けてください。

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なぜ路面凍結が起きるのか?

ところで
路面凍結はどうして起きるのでしょうか?
-3℃から道路は凍結し始め、3℃から凍結した道路が解け始めると一般的にいわれているようです。
気温と路面温度は違うため、条件次第では上記の考えは少し当てはまらないようです。
地面が凍結する条件は
・水分を含んでいる
・濡れている
・その上で気温や路面温度が氷点下になっている
とのことです。

場所や時間帯について

道路は皆さん気をつけると思いますが、路面温度が低いところとして“橋”も注意が必要です。
なぜなら地面から離れている位置にあるため、熱が逃げやすい構造だからです。
あとは夜間帯の特に注意が必要なのが“アイスバーン”です。
その中でも特に“ブラックアイスバーン”が発見しづらいようです。
この“ブラックアイスバーン”とは
一見濡れているだけのように見える凍結路面を指します。
気温が特に下がる夜間帯午前2~7時頃までが最も凍結しやすいので、
今日から明日の早朝にかけても十分に注意して頂きたいと思います。

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滑りやすい場所での歩き方について

今日と明日はセンター試験ですので、特に学生には転倒に注意して頂きたいです。
週明けには電車を利用する大勢の方々も同様に気をつけなければいけませんね。
では、なぜ多くの人が転倒してしまうのでしょうか?
普段何気なく歩いている際、足の裏は“かかとからつま先”にかけて地面に接地していきます。
この時、かかとが接地する瞬間には身体の中心からかかとへと前下方に向けて力が加わっております。
そのため路面が滑りやすい状況ですと、かかとが前方に滑ってしまうわけです。

対策

対策としましては
・歩幅を狭くし、ゆっくり歩く
・足指の付け根から接地する
・地面に対して垂直に体重をかける
などが挙げられます。
以上のように歩くことで重心の上下動が軽減し、荷重の角度も垂直に近づくため、
転倒リスクは軽減できると思われます。