私が妊娠中や授乳中に1番気をつけていたのは、カフェインを取らないことでした。
何故ならカフェインを摂ることで、流産や赤ちゃんの成長に悪影響があると聞いたからです。
同じようにカフェインについて悩んでいる方のご参考になれば、と以下3点に分け、カフェインやデカフェを扱うカフェについてまとめてみました。
- 妊娠中カフェインがNGな恐ろしい理由
- カフェインが入っている妊娠中注意したい飲み物・食べ物
- 妊娠中でもOKなデカフェのあるカフェ
快適なマタニティライフのご参考になれば嬉しいです！
妊娠中カフェインがNGな恐ろしい理由
妊娠中にカフェインを摂ることで、ご自身の体とおなかの赤ちゃんに悪影響を与えます。
それだけでなく、赤ちゃんが生まれてきて、成長する段階でも、妊娠中のカフェインが悪影響を及ぼします。
以下で詳しくお伝えしていきます。
刺激で流産の可能性
カフェインを摂ることで、胃や腸に刺激を与え、スムーズな排泄を促します。
妊娠していない状態であれば問題ありませんが、妊娠中の胃や腸への刺激は流産の危険を伴います。
妊娠中は余計な刺激を与えずに、安静に過ごすことが大切です。
赤ちゃんの発育不足
カフェインが含まれている飲み物を摂取することで、赤ちゃんの成長が遅れると、2008年イギリスの大学での研究発表がありました。
しかし、2018年北海道大学の研究では、カフェイン自体に赤ちゃんの成長を妨げる成分があるのではなく、カフェインを肝臓で分解する際に生じるパラキサンチンが、赤ちゃんの成長を左右していると発表しています。
どちらにせよ、カフェインを摂ることは赤ちゃんの発育に良くありませんので、妊娠中はカフェインを控えていきましょう。
生まれた子供の成長に悪影響
妊娠中カフェインを摂取することで、生まれてきた子供の成長にまで影響を及ぼします。
カフェインの摂取は子供の脳に悪影響を与え、常にだるそうな状態をつくり、睡眠不足を招きます。
カフェインで頭痛や不安感、疲労感までも与えるので、生まれてくる子供の為にも、妊娠中はカフェインを控えましょう。
カフェインが入っている妊娠中に注意したい飲み物・食べ物
妊娠中に注意したい飲み物や食べ物は挙げるときりがなく、私も妊娠中敏感になりすぎて、精神的にも苦痛でした。
ぜひ、ほどほどに注意し、おなかの赤ちゃんとご自身の為に、知識を付けていくことが大切だと、妊娠中実感しました。
以下ではカフェインの含まれる飲み物の詳細と、代わりになる物をご紹介しています。
少しでもストレスのない妊娠のお役に立てると嬉しいです。
コーヒー
カフェインが含まれる代表的な飲み物として挙げられるのが、コーヒーです。
コップ1杯を150ミリリットルとし、コーヒーに含まれるカフェインは約60〜90ミリグラムと言われています。
コーヒーの代わりの飲み物は？
引用：Amazon
昔からある「たんぽぽコーヒー」は、たんぽぽの根を乾燥させたハーブティーです。
コーヒーの様な見た目と風味から、コーヒーの代用品として飲まれていました。
最近では、カフェインレスコーヒーも多く出ています。
カフェインレスの表示が商品にありますので、そちらを飲むのもおすすめです。
通常のコーヒーと同じ風味を感じられるカフェインレスコーヒーは、コーヒー好きな私としては妊娠中すごく助かりました！
同じように妊娠中でもコーヒーが飲みたいという妊婦さんにおすすめです。
紅茶、緑茶
緑茶にはコーヒーの3倍ものカフェインが入っています。
カフェインといえばコーヒーだと思いがちですが、緑茶には意外と大量のカフェインが含まれていますので、注意しましょう。
また、紅茶にはコーヒーの約1/2のカフェインが含まれています。
紅茶、緑茶の代わりの飲み物は？
引用：Amazon
ノンカフェインの紅茶や緑茶が最近では数多く販売されています。
また、ハーブティーにはカフェインが入っていませんので、安心してお飲みいただけます。
エナジードリンク
引用：Amazon
何かと疲れたり、体力が必要な妊娠中に、「エナジードリンクで元気出そう」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、眠気を吹き飛ばし、活力を上げるエナジードリンクには、たくさんのカフェインが含まれています。
どうしてもエナジードリンクを飲みたい場合は、成分表示を見て、カフェインの少ないエナジードリンクを選ぶのがおすすめです。
チョコレート
つわりの味方であるチョコレートにもカフェインが含まれています。
ですが、板チョコ1枚50グラムの中に、コーヒー1杯分と、カフェインの量は少なめですので、あまり気にしなくても問題ありません。
だからと言って大量にチョコレートを食べてしまっては、カフェインの取りすぎになってしまいます。
一度に板チョコ1枚食べることはないかと思いますが、チョコレートを食べるなら1日の摂取量を控えめにすることで、僅かなカフェインの摂取量とすることが可能です。
妊娠中でもOKなデカフェのあるカフェ
以前はデカフェやカフェインレスの飲み物が少なく、10年前に妊娠していた私はなかなかカフェに入れませんでした。
ですが、現在は多くのカフェでデカフェやカフェインレスのドリンクを扱っています。
以下で、カフェインレスを扱うお店をご紹介します。
デカフェ、ノンカフェインを扱うチェーン店
- ドトール
- スターバックス
- コメダ珈琲
- タリーズコーヒー
- カフェ・ド・クリエ
- ミスタードーナツ
- 上島珈琲
- セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ
- 星乃珈琲
- エクセルシオールカフェ
- やなか珈琲
- 珈琲館
※順不同
妊娠中、「歩き疲れて少し休みたい！」という時に便利なのがコーヒーチェーン店ですよね。
現在では上記のようにたくさんのお店で、カフェインレス、デカフェのドリンクを取り扱っています。
ぜひご参考にどうぞ。
デカフェ、ノンカフェインを扱うオシャレなカフェ
引用：ザ・コーヒーショップ
10か月という短いような長いような妊娠期間。
出産後は自分の時間を取ることが難しく、優雅にカフェに行く時間は本当に貴重です。
今のうちにオシャレなカフェで、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
ザ・コーヒーショップ
引用：ザ・コーヒーショップ
代々木上原付近にある落ち着いた雰囲気のカフェ、ザ・コーヒーショップ。
カフェインレスやデカフェにこだわり、おいしいコーヒーを提供してくれるお店です。
なごみナチュルアオーガニック・ハーブティーカフェ
引用：Retty
店舗の見た目もすごくかわいいなごみナチュルアオーガニック・ハーブティーカフェ。
水天宮前や小伝馬町から徒歩圏内です。
カフェインの入っていないハーブティーや、オーガニックのパンケーキなどメニューが充実しています。
まとめ 妊娠中カフェインがNGな理由は？デカフェを扱うカフェもご紹介！
妊娠中でも飲みたいコーヒーや緑茶。
ですが妊娠中のカフェインは、ご自身の体に関わる流産の危険性や、おなかの赤ちゃんの成長を妨げます。
コーヒーにはもちろん、緑茶にも多くカフェインが含まれていますので、お気を付けください。
また、チョコレートにもカフェインは入っていますが、たくさん食べ過ぎない限りは許容範囲です。
上記ではカフェインレスやデカフェを扱うカフェをご紹介しました。
現在数多くのチェーン店やオシャレなカフェには、カフェインレスのドリンクがあり、種類も充実しています。
出産後はなかなか自分の時間が取れず、カフェでゆっくり過ごすことは出来ません。
妊娠中のお散歩のついでに、カフェでお休みしてみてはいかがですか！
