ノーベル医学生理学賞

2016年のノーベル医学・生理学賞に、
東京工業大学栄誉教授の大隈良典さんが受賞されました。

日本人のノーベル賞受賞は3年連続だそうです。
とてもすごいことであって、偉業を成し遂げてられていますよね
ふと、今回も日本人が受賞したのかと毎年誰かしらが受賞するのが当たり前に感じておりました。
それくらい日本人が研究に取り組んでおり、人類に貢献して認められている証ですよね。

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オートファジーとは

今回の受賞内容(研究内容)は
細胞自身が持っている不要なたんぱく質を分解がするための
「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明したとのことです。
「オートファジー」という名前は聞きなれないですよね。
そして
・そもそも不要なたんぱく質とは?
・今回の功績は何がすごいのか?
・これがもたらす貢献
・私たちの生活や医療にどのように関わるのか。
などが知りたくなりました。
「オートファジー」とは
auto-phagyと表記され、
auto-はギリシャ語の「自分自身」を表す接頭語、
phagyは「食べること」を意味しております。
この「オートファジー」は
細胞の中の異常なたんぱく質の蓄積予防、たんぱく質のリサイクル、
病原微生物の排除などに関与しているため、
この機能が働かないとガンやアルツハイマー病、
神経疾患、感染症などを引き起こしてしまうと考えられています。
「オートファジー」の存在自体は50年以上前から知られていたそうですが、
分子レベルでの機構(メカニズム)は解明されていなかったことと、
肉眼で確認することが難しかったそうです。
当時の研究では電子顕微鏡による観察以外に手段がなかったため、確かめることが容易でなかったようです。

生きていく上で重要なこと?

私たちの生活や医療にどのように関わるのかという疑問に対して病気の予防につながることはわかりました。
では生活ではどうでしょうか?
所説あると思いますが(細かい基準もあると思いますが)、
一般的に我々が1日に必要としている“たんぱく質”は200gと言われております。
しかしながら、食事から摂取している“たんぱく質”はたった70gだそうです。
足りていないですよね。
それどころか需要と供給が追い付いていないので、
今頃みんな身体がガリガリになっているどころか、生きていけないはずです。
しかし、我々が生きているのは、この「オートファジー」が働くおかげで、
体内で200gの“たんぱく質”を生成しているのです。
生まれたばかりの赤ちゃんにも当てはまります。
胎盤を介して母親から栄養を得ていた赤ちゃんがミルクを飲めるようになるまでの間、
栄養不足にならないのはこの「オートファジー」が関与しております。
つまり、
我々が生きていくには欠かせないものだということがわかりました。
今回の功績がさらなる医療の発展につながることを期待していきたいと思いました。

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