冬の寒さ、夏の冷房、冷えは年中存在します。
特に下半身が冷えるという人は多いのではないでしょうか？
体の冷えはしんどいですよね。
そんなの冷えは、食べ物や食事方法で改善することが出来るのです。
今回は、『下半身の冷えの改善を助ける食事とは？』と題し、以下3点に分け、お伝えしていきます。
- 下半身の冷えを改善！身体を温める食材3選
- 下半身の冷えを撃退！体を温める食事の調理方法
- 下半身の冷えの天敵！体を冷やす食べ物
下半身の冷えを改善！身体を温める食材3選
下半身が冷えることで、血流が悪く、なりむくみが生じやすくなります。
むくむことで、下半身がどんどん太っていってしまうのです。
こちらでは、下半身の冷えを改善する食材を3つご紹介していきます。
生姜
生姜の効果は多様で、紀元前から薬として扱われていました。
そんな生姜がもたらす効果に、ダイエット効果、生理痛の緩和、つわりを和らげるなど、女性に嬉しい効果ばかり！
またそれだけでなく、心臓病予防、がんの抑制、糖尿病のリスクを下げる、胃腸の調子を良くするなど、身体にいいことばかりあるのです。
生姜の辛味成分『ジンゲロール』が胃腸を活性化させ、血行がよくなることで、身体がぽかぽかと温まるという流れになっているのです。
毎日小スプーン1杯分の生姜を摂取すると冷え知らずの身体になりますよ。
根野菜
根野菜は、大根、にんじん、ごぼう、さつまいもなど。
きゅうりやトマトなどの夏野菜と違って、水分を含んでいる量が少なくなっています。
根野菜に含まれるビタミンEには、ホルモン分泌を調節する効果と、毛細血管のつまりをなくし、血の巡りを良くする作用があります。
また、ミネラルも多く含んでいますので、血液や筋肉をつくるのを助けます。
血液と筋肉がつくられることで、血液の循環が良くなり、身体が温まるのです。
長ネギ
長ネギの根の方の白い部分と、葉の緑の部分には異なる成分が含まれています。
長ネギの根の部分には『アリシン』という辛味成分が入っており、血行を良くする効果があります。
また、葉の部分にはビタミンCとカロチンが含まれていて、疲労回復効果や殺菌作用があるので、風邪をひいた時にも用いられます。
下半身の冷えを撃退！体を温める食事の調理方法
では、先ほどご紹介した野菜をどの様に調理したらよいのか、ご紹介していきます。
野菜から出る栄養のある汁を、丸ごと使うことで、野菜から十分なミネラルやビタミンを得ることが出来ます。
以下では、食べ方をご紹介します。
スープ
野菜の旨味はもちろん、逃したくない栄養全てが入るスープ。
茹でる場合は、野菜の栄養素が茹で汁にながれてしまいますが、スープは溶け込んだ栄養素も頂くことが出来ます。
また、温かくいただく食べ物ですので、もちろん身体が温まりますよね。
さらに、スープに生姜を少し入れることで、風味もよく、味にアクセントがつくのでおすすめです。
煮物
煮物は根野菜を多く使います。
特に、福岡の郷土料理筑前煮の『がめ煮』には根野菜のにんじん、蓮根、里芋、ごぼうなどがたっぷり入っています。
また、煮物もスープと同様、栄養素を逃さず煮込んで作ります。
ですので、ビタミン、ミネラルなど身体にいい栄養素が満載になっているのです。
鍋
冬の料理といえば鍋ですよね。
根野菜はピーラーで薄く切って、しゃぶしゃぶの様に食べるのがオススメ。
ヒラヒラと薄く切られた野菜は、色もキレイで見た目も華やかです。
これからの季節に、ぜひお試しください。
下半身の冷えの天敵！体を冷やす食べ物
ご紹介してきた下半身を温める食べ物とは逆に、身体を冷やしてしまう食べ物もあるのはご存知ですか？
身体を冷やすからといって、食べてはいけないわけではありません。
ですが、体を温めるために、食べ過ぎには注意したい体を冷やす食べ物をご紹介します。
体を冷やす夏野菜
夏野菜とはきゅうり、なす、ピーマン、トマトなど、夏に収穫される野菜のことをいいます。
夏野菜には、暑い夏を乗り切るために、体を冷やす効果があるのです。
身体を温める食べ物とは異なるビタミンなどの栄養素がありますので、食べてはいけないわけではありません。
ですが、体を冷やす効果があることを覚えておいていただけるといいでしょう。
体を冷やすNG食べ物
白い砂糖と添加物は体を冷やします。
コンビニの食べ物やファーストフードには、便利で手軽な反面、添加物が多く含まれています。
また、ソーセージなどには添加物、菓子パンには砂糖と添加物が入っていますので、注意が必要です。
なるべく加工されていない食品を選ぶことで、砂糖や添加物を回避することができます。
まとめ 下半身の冷えを改善する食事とは？
下半身の冷えを改善する為の食事として、身体を温める食べ物やオススメの食事方法をご紹介しました。
生姜や長ネギは辛味成分があるため、風邪を引いた時にも用いられる、身体を温める効果のある野菜です。
また、根野菜はビタミンとミネラルを多く含み、手先足先まで血の巡りを良くしてくれます。
食事方法としては、野菜の栄養素を逃さない、スープや鍋がおすすめ。
そして、身体を冷やす食べ物には夏野菜、砂糖、添加物があげられます。
夏野菜には根野菜とは異なる栄養素がありますので、食べ過ぎに気をつけつつ、食べるのがいいでしょう。
添加物は、コンビニやファーストフード、ソーセージなど多くの物に含まれています。
なるべく加工させていないものを食べることで、添加物を避けられます。
少しずつ、コンビニ食から自炊に生活習慣を整えることで、下半身の冷えを撃退することができます。
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