ニュースから気づく!ペットの飼い方について
私自身はペットを飼っていないのですが、多くの方が犬や猫を飼っているかと思います。
ニュースで動物による被害が生じたということが報じられました。
その内容とは動物の洗体時の事故です。
我々も動物やペットとは密接に暮らしていますが、もしかしたら気づかず内にそのような危険性があるかもしれません。
動物を飼われている方(特に猫に注目)は是非ご覧いただけると幸いです。
なぜ、襲われたのか?
千葉にある動物プロダクションにて、飼育員がライオンに襲われた事故が報道されました。
今回の事故は、飼育員がライオン洗体している最中に生じたようです。
動物園やプロダクションなどによってライオンの飼育方法は違いがあるようですが、動物を飼育している他の施設では、ライオンに近づく際には麻酔を打ち、怪我などの治療を行うようです。
その他の指摘としては
- ライオンがいる獣舎の中に入ることは危険だ。
- 保健所の指導があるはず、入ること自体がおかしい。
- 毎日獣舎を清掃していればライオンは洗う必要がない。
以上のことが挙げられておりました。
獣舎の清掃の際には別の檻にライオンを移してから、作業をするそうです。
そして清掃を怠らなければライオンの体が、排泄物等で汚れてしまうことはないようです。
それでも、ライオンの洗体が必要になったとした際はライオンは水を嫌うため、危険が伴うようです。
その際は檻の外から洗体するとのこと。
以上を踏まえると、起こるべくして起こった事故ということ、リスク管理ができていなかったことが言えると思います。
ライオンの特性
ライオンはネコ科に分類されます。
そして、ネコ科の動物は一般的に水を嫌います。
猫のルーツは熱帯の砂漠だからと言われております。
砂漠は
- 水が少ないこと
- 昼夜で気温差が大きいこと
これらがあります。
そのため、水によって体が濡れてしまうと、気化熱により体温を奪われてしまいます。
その結果・・・
寒い夜を過ごすことが困難となります。
これは猫に限らず、人間も同様と思われます。
猫の身体は水に濡れますと、容姿が変わります。
乾いているときはフワフワしているのに濡れてしまったら途端に毛がべったりとなります。
これは、猫の被毛が水をはじくことができないからです。
以上のことから
猫が本能的に水を嫌う理由となり、ネコ科のライオンも同様に該当します。
もちろん、例外として水が平気な猫もいるようですので、水が平気なネコ科の動物もいると思われます。
実際にペットの猫はどうなのか?
そこで最初の話に戻りますが、我々がペットとして飼っている猫は、どうしているのでしょうか?もしくはこの話を聞いてどう思いましたかね??
多くの人がお風呂に入れたり、シャンプーしたりしていると思います。先ほど述べたことは猫が本能的に水を嫌う理由であり、お風呂やシャンプーが絶対必要かと言われると、生命の危機となるわけではありません。
したがって、シャンプーはしなくてもいいと言えます。
しかしながら、人間と共同生活する上では汚れや臭いなど、支障をきたすと思います。
私も親戚の家に行った際に猫を飼っていたのですが、少しにおいが気になるということがありました。
そういった意味ではお風呂やシャンプーは必要と言えそうですね。
当時はノミなどのアレルギーもあるのでそれほど関わるわけではありませんけど、可愛いから遠目で眺めていました(笑)
ちなみに実はその猫、水嫌いではなかったのですが、毛並みが短かったからというのもあったのかと今さらながら思いました。
ペットを飼われている方は今回のことを頭の片隅にでも入れて頂けたらと思います。