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厚生省が2020年に向けて受動喫煙防止策を発表!

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2020年の東京オリンピックに向けて
厚生労働省が改正案を発表したようです。

病院や学校など全面禁煙
飲食店は分煙以上を義務づけた罰則があるなど
公表さていましたが、
新たに16日、
健康増進法改正案の概要が明らかになりました。

何が改正されたのか?

現行案ですと
小中学校や飲食店、官公庁などが“努力義務”ということでした。
改正案になりますと
小中学校     :敷地内禁煙
官公庁      :建物内禁煙
空港、駅、飲食店 :建物内禁煙(禁煙室設置可)
となるようです。
しかも、悪質な違反者に対しては過料を科すことも言われております。
自分自身は非喫煙者であり、飲み会などでは受動喫煙に少なからずなっておりましたので、
個人的にはありがたいのですが。
喫煙者にとってはますますトレスが溜まり、不満も上がってくるのかもしれませんね。
健康的には良いと考えております。
飲食店側などの訴えとしては、客の減少を懸念しております。
国の見解は非喫煙者の客が増加すると考えているようです。
そして2008年以降
オリンピック・パラリンピックのすべての開催国は罰則付きの受動喫煙禁止を措置しているため、
日本においても、受動喫煙がないという国に変えていく使命があると考えているようです。

たばこの人体への影響について

たばこに含まれている
・一酸化炭素
・ニコチン
・タール
これらの化学物質は健康への悪影響があると言われております。

一酸化炭素

一酸化炭素はたばこの煙に1~3%含まれております。
人間の身体において、血中のヘモグロビンが酸素を運搬しておりますが、
この一酸化炭素が血中にあると、ヘモグロビンが酸素と結合できないのです。
そのため、酸素不足に陥ります。
これがさらに悪化しますと、一酸化中毒となります。
喫煙者は慢性的に酸素がけつぼうしている状態となり、
赤血球が増えて血管の動脈硬化を促進してしまうとも言われます。

ニコチン

このニコチンは依存性物質と言われております。
たばこをやめられない原因の一つがこの物質です。
ニコチンは神経系に対する毒性がとても強い猛毒とも言われております。
神経の興奮・抑制を行う働きに影響し、血管の収縮や心拍数の増加などを引き起こします。
その結果、頻脈や動機、高血圧、動脈硬化のリスクが高まります。

タール

タールはいわゆる“ヤニ”です。
この物質に発がん性があります。
しかも、タール自体には
なんと数百種類の発がん物質、もしくは発がん促進物質が含まれております。
このタールはニコチンを肺まで運ぶ役割もあるそうです。
以上が主な3つの物質ですが、身体への影響を知ると恐ろしいなと改めて思います。