土壌汚染で出てきた化学物質から豊洲問題を観る

毎日のニュースにて

東京都の知事が小池百合子知事に代わってから、
オリンピックや豊洲問題(築地市場移転)などが毎日のようにニュースで報道されているような気がします。
今回は豊洲について気になることがありました。

スポンサーリンク



“盛り土”問題から健康を考える
少し遡りますが...
豊洲移転問題の中で盛り土がされていなかった地下空間には水が溜まっておりました。
水産卸売場棟の水からは環境基準を上回るシアン化合物が検出されたみたいですね。

水質の基準はいったいどうなっているのか?

そもそも、シアン化合物は“検出されないこと”が基準だそうです。
検出量は0.1mg/Lで、検出される最低限だということですが...
怖いですし、不安になりますよね。
それと基準値を下回ってはおりますが、ヒ素やベンゼンなども検出されているようです。
ヒ素といえば、18年前の和歌山で起きた“毒物カレー事件”を思い出します。
それほど前とは感じていませんでしたが、もうすぐ20年経つのかと思うと、月日はあっという間ですね。

水銀の検出

これだけでも怖いのですが...
さらに、青果棟の地下空気からは指針の5~7倍の水銀も検出されたと報道されておりました。
原因は不明だそうです。

人体への影響はいかに?

色々と化学物質が出てきましたが、どの物質が人体にどのように影響を与えるのでしょうか?
今回は
・ヒ素
・シアン化合物
・水銀
この3つを調べてみました。

ヒ素

単体及び化合物はとても有毒と言われており、
症状としては
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの急性症状や皮膚炎、
骨髄障害、末梢性神経炎、黄疸、腎不全など
があります。
豊洲で検出されたヒ素は0.004mg/Lで、人体への影響は少ないと言われております。
厚生労働省が定めている含有量は
0.01mg/Lです。
某飲料水には0.003mg/L でしたり、0.009 mg/L含まれています。
したがって、豊洲の地下水は基準以下であり、飲料水並みということが言えてしまいますね。

シアン化合物

こちらも中毒のある物質です。
口や皮膚から体内に入ることで酸素を使った細胞の活動を妨げていきます。
症状は急激に出ます。
軽症では
・頭痛
・めまい
・嘔吐
・顔面紅潮
・呼吸促進
・頻脈
重症では
・血圧低下
・心房細動
・肺水腫
・呼吸障害(呼吸困難、呼吸停止)
・意識障害
が挙げられます。
このシアン化合物はメッキや化学薬品の材料に含まれております。
豊洲市場で検出されたシアン化合物は
0.1mg/Lです。
環境基準は“検出されないこと”ですので、基準を超えてしまっていますね。

水銀

水銀は電池や蛍光灯、体温計などの電気製品に使われております。
水銀が関連する病気で思い浮かべやすいのは
水俣病でしょうか。
急性中毒では
・下痢
・肺炎
・重度の腎機能障害など
慢性中毒では
・貧血
・白血球減少
・肝機能障害
・腎機能障害
・歯のゆるみ
・食欲不振
・感覚障害
・精神疾患など
これらの症状が生じるそうです。
環境基準は0.04μg/m3(立方メートル)以下とされております。
豊洲市場の大気からは
0.22~0.28μg/m3(立方メートル)
環境基準の5~7倍の水銀が大気から検出されたそうです。
一見すると危険な数値のようですが、直ちに健康に影響が出るわけではないそうです。
0.04μg/m3(立方メートル)というのは、
胎児であっても影響がほぼ無いと言い切れる安全基準だそうです。
おそらく今後もニュースで取り上げられるでしょうから、アンテナを張っておこうと思います。

スポンサーリンク